知ってるようで知らない。be動詞とは何者なのか。その種類、意味、一般動詞との使い分けまで徹底的に解説していきます。
be動詞とは?
be動詞とは「存在動詞」と呼ばれる単語の一つです。主に、主語の「存在」と「状態」を表します。
つまり、意味としては、「ある」「いる」「である」が一般的です。ただ、そういわれてもなかなかぴんと来ないのではないでしょうか。ですので、これからはこのように考えてください。
be動詞は「=」
例
I am a student.
(私は生徒です。)
I=a student
私=生徒
be動詞の文章は基本的にこの関係性が成り立ちます。
be動詞の種類
be動詞には「is」「am」「are」の3種類があります。これらの使い分けは主語を見て判断しましょう。
主語が “I”の時=「am」
主語が “三人称単数形の名詞”の時=「is」
主語が “You, もしくは、複数形の名詞”の時=「are」
このように使い分けましょう。
この2つ目、「三人称単数形も名詞」が分からない人はこちらの記事をご覧ください。
be動詞の活用
先程be動詞とはこの「is」、「am」、「are」の3つを指すと言いましたが、実は、これらは「be動詞の現在形」なのです。では、原形(何も変化していない形)は何でしょう?
「be動詞」という名前を見たらわかる通り、be動詞の原形は「be」です。では、他にはどのような活用があるのでしょう。be動詞は一般動詞と同じように3段階の活用があります。
それが「現在形」、「過去形」、「過去分詞形」です。
それぞれをリストにしてみました。
原形は現在形の3種類とも同じで”be”です。しかし、過去形になると “is “ と ”am” は ”was” になり、“are”のみ”were”になります。
そして過去分詞形ではまた全部共通で ”been” になります。
過去形や過去分詞に関してはほかの記事で詳しくまとめています。気になったらぜひ確認してみてください。
be動詞と一般動詞の違い
be動詞は今紹介したものしかありません。それ以外はすべて一般動詞です。そのため、形としてはすぐに覚えられると思います。
意味的な違いとしては、「動きを表す動詞」が一般動詞で、「存在と状態を表す動詞」がbe動詞です。一般動詞は基本的に動詞単体で動作を表すことが出来ます。
例)
swim=泳ぐ
read=読む
write=書く など
しかし、be動詞は「ある、いる、~である」といった意味を持つため、こういった「動作」を表しません。形容詞などを組み合わせて主語の状態や存在を表しています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
be動詞の意味や一般動詞との違いを説明してきましたが、be動詞を理解するためにまずはbe動詞は「=」であるということを意識できるようにしましょう。
日本語の意味として覚えるよりも、概念として認識できるようになっていくと柔軟に対応することが出来ます。ここを理解してbe動詞を使いこなしてください。
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